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Q&A;よくあるご質問を集めました

白血球の数値が前より高い(低い)。正常値の範囲内だけど心配。

血液細胞の数値は日々変動しています。健診などで受けた血液検査の結果から(自分の白血球の数値はいつも6000 くらい)と意識することはあるかもしれませんが、自覚されないくらいの体内のちょっとした変化でも変動するのが白血球という細胞です。白血球は、血液中を流れているだけでなく、血管の壁や肝臓、脾臓にくっついて待機しているものもあり、日々体内に侵入する異物を駆除するためにスタンバイしています。血液検査は血液中の白血球だけを計測しています。白血球の正常範囲は、概ね3300〜8600/μlくらいに設定されていますが、今日は4000、次の日採血したら8000、ということも十分あり得ます。正常範囲内でしたら心配いりません。熱を出したときなどは一時的に容易に1万を超えてしまうこともありますが、もし正常値を外れた場合はご相談ください。

白血球の数値が異常だと言われました。白血病になった親戚がいて心配です。

1つ前の項目と重複してしまいますが、白血球の数値は変動が大きいため、一時的に異常なのか、異常値が続いているのかを判断する必要があります。後者の場合でも、多少基準値を外れている程度では、多い、少ないによらずあまり問題にならないことが多いです。ある程度基準値を外れている場合は定期検査、精密検査を考えますが、急性白血病と直結するわけではありません。白血病は基本的に遺伝しません。非常にまれに、家系内で血小板異常や骨髄性白血病、骨髄異形成症候群が多く発生する遺伝形式が報告されていますが、世界的にも非常に少数です。

採血の前は食事をしない方がいいですか?

血糖値、中性脂肪は食後に測ると高くなります。正確な評価をする場合は、空腹時採血として10時間程度の絶食が必要です。しかし、朝一番の採血ならともかく、午後以降の採血であれば10時間の絶食は負担も大きいと思います。ご無理がある場合は食後値として評価をさせていただきますので、お食事をお摂りの上ご来院いただいて構いません。お食事を摂らずにお越しになる際は、水・お茶などの水分はしっかりお摂りいただくことをお勧めします。特に採血が苦手な方で、睡眠不足や疲労、体調不良などが重なると、空腹時の採血で気分が悪くなってしまうことがありますのでご注意ください。

※白血球、血小板は感染症で変動します。これらの健診異常で再検査を受けられる場合は、風邪や発熱などの症状が落ち着いて3日〜1週間後の検査をお勧めします。

採血が苦手です。

平気という方よりは苦手な方の方が多いと思います。とても苦手な方は、採血で気分が悪くなってしまうこともあると思います。採血室ではなくリクライニングチェアで採血させていただくこともできますので、遠慮なくおっしゃってください。ご希望があれば音楽や動画を再生して気を紛らわせていただくなどの工夫もさせていただきます♪

今まで見たことのないあざができて心配です。白血病ではないですか?

あざは普段意識しないことが多いと思いますが、意外によく見られる症状です。「ぶつけていないのにあざができた」「あざを繰り返している」「あざに少し痛み(痒み)がある」などで心配される方は少なくありませんが、たまたまできたもの、体に何ら支障はないものが大部分です。念のため検査をお勧めさせていただいておりますが、異常がなければ安心して様子を見ていただければと思います。(個人的には、これまであざだけの症状で白血病と診断された方は拝見したことがありません)

予約はいつが空いていますか?時間はどれくらいかかりますか?

土曜は混むことがあります。予約フォームやLINEによる予約の場合、希望のお時間にできるだけ沿うよう予約を取らせていただいておりますが、場合によって15〜30分前後したお時間をご提案させていただくことがあります。平日は比較的空いています。

所要時間は血液検査の内容により異なります。血液検査結果の所要時間は、白血球・ヘモグロビン・血小板の血球検査だけなら10〜15分程度、生化学検査(全身的な検査)を含む場合は40分程度ですので、受付からお会計までは全部で30分〜1時間くらいのことが多いです。お急ぎの方は検査結果のご説明を後日にすることもできますので、ご相談ください。

血液の異常がなければ受診はできませんか?

一般内科も対応しております。医師としてお力になれるよう努めております。

 

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