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意義不明の単クローン性免疫グロブリン血症(MGUS)

    • 多発性骨髄腫と同じような異常な形質細胞が少数存在しますが、異常な抗体蛋白を作っているだけで体には影響のない状態です。腫瘍性の免疫グロブリンが血液・尿中に増加します。健診などの血液検査で高蛋白血症(総蛋白値の上昇)が見つかったり、何かのきっかけで受けた血液検査で1種類の免疫グロブリン値が上昇していることがきっかけで診断されることが多いです。
    • 大きな変化なく経過することがほとんどですが、骨髄の形質細胞数や免疫グロブリン値が徐々に上昇し、骨髄腫の関連症状をきたして、多発性骨髄腫の診断に移行する可能性もあります(年に1%程度)。このため、年1〜2回の血液検査で経過観察をお勧めします。


< MGUSはどんな病気?(イメージ) >

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